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2017年11月09日

「関の戸」に新味 鳥羽のヤマトタチバナ使用



亀山市関町中町の老舗和菓子店「深川屋」が八日、定番商品の「関の戸」に鳥羽市のかんきつ類「ヤマトタチバナ」の果皮を使った新作の販売を始めた。ヤマトタチバナは県指定天然記念物で、和歌にも詠まれてきた県ゆかりの歴史ある植物。同店は「三重を発信するお菓子にしたい」と期待する。

 小さなミカンのようなタチバナの実は、まだ砂糖のなかった時代、お菓子の代わりに親しまれたという。和歌山県や京都府の神社でお菓子の神様として祭られている「田道間守(たじまもり)」は、タチバナの木の枝を持った様子で描かれている。

 鳥羽商工会議所によると、ヤマトタチバナは日本固有のかんきつ。和歌山県や静岡県など海沿いの山地に自生しており、県内では答志島の桃取地区に自生。県の特産品として地域資源にも指定されている。

 深川屋十四代当主の服部亜樹さん(53)は、昨年伊勢市で開かれた「お伊勢さん菓子博」で初めてヤマトタチバナの存在を知り、その豊かな香りのとりこになった。果皮を粉末にして和三盆と合わせてまぶし、中のあんこの甘みを引き立て、かんきつ系の爽やかな香りがいつまでも口の中に残る商品に仕上げた。

服部さんは「ヤマトタチバナは三重の誇るべき食材。全国に売り出したい」と、銀座三越(東京)のお歳暮カタログへの掲載にもこぎ着けた。同所でも十四日まで販売する。

 通常の関の戸三つとヤマトタチバナ味三つが入り、一箱八百六十四円(税込み)。関宿の本店では毎日販売するが、一日ごとになくなり次第終了。服部さんやスタッフは「関の戸として売るだけではなく、三重県の発信に役立てられたら。店の定番商品にしていきたい」と意気込んでいる。

 
posted by terry at 08:27| Comment(0) | お歳暮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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